脂漏性皮膚炎は薬に依存してはいけません。
脂漏性皮膚炎が顔や、頭皮に発症し、皮がポロポロ剥落してしまう、何をしても、皮膚の皮が、はがれ落ちてゆく。わたしも体験者です。
今では完治しましたが、同じ体験者として語れることがあります。
脂漏性皮膚炎の原因
皮脂(トリグリセリド)が、真菌を分解し、皮膚炎を起こすのが原因と考えられています。
また、皮脂の過酸化脂質により皮膚炎に至るとも考えられ、過酸化脂質は活性酸素の一種ですから、皮膚の炎症をもたらすのは当然です。
よって、活性酸素に対抗する抗酸化ビタミンや、ミネラルの摂取が必要です。
皮脂の多さから、皮脂を取ることをやってしまいますが、これがかえって皮脂の過剰分泌を招くので、逆効果なのです。
頭皮の脂漏性皮膚炎はシャンプーを疑え!
脂漏性皮膚炎が頭皮に出た場合、まずはシャンプーを疑ってください。
皮膚の皮脂膜を奪い去り、乾燥を促進させる成分が入っているシャンプーが一般的だからです。
ノンシリコンシャンプーであれ、界面活性剤に硫酸(スルホン酸・酢酸)が使用されたり、防腐剤にパラベンや、ヘノキシエタノール、潤滑剤にBGやPGが使用されていれば、使ってはいけません。また成分表示の見方は、解説します。
頭皮の乾燥、炎症を、毎日のシャンプーがまねいているわけです。
石けんで洗顔、シャンプーすればするほど、真菌が繁殖することに!
また、石けんもよくありません。
石けんは、マイルドで優しいイメージがありますが、違います。
石けん由来のシャンプーやリンス、洗剤がありますが、使ってはいけません。
石けんはアルカリ性であり、弱酸性でなければいけない皮膚を、アルカリ性に傾けさせます。
皮膚の表面は弱酸性なので、雑菌の繁殖を抑えられるのです。
真菌の繁殖を防ぐなら、石けんで顔も、シャンプーもしてはいけません。
健全な皮膚なら、すぐに弱酸性に戻ります。しかし、皮膚炎など、皮膚の機能が不全でしたら、戻らないのです。
また、アルカリ性は皮脂膜を奪い去ります。よって、乾燥が激しくなります。皮脂膜が頭皮の水分を保持しているからです。
つまりは、乾燥が激しくなるので、皮脂の分泌量が多くなり、脂漏性皮膚炎は、治らないのです。
石けんや、石けん由来のシャンプーやリンス、洗剤には「石鹸素地」「水酸化ナトリウム」「水酸化カリウム」といった成分表示が書かれています。いずれにせよ、石けんには変わりません。
スキンケアも脂漏性皮膚炎の悪化要因
スキンケア用品の成分も気にしてほしいです。
シャンプー同様に、皮膚の皮脂膜を奪い去り、乾燥を促進させる成分が入っているスキンケア用品は、脂漏性皮膚炎を悪化させます。
ネット通販サイトのキャッチコピーで判断して、買わないでください。あくまでも成分表示を見て、買うかどうか、判断することです。
決してステロイドを塗ることは、スキンケアではありません。薬は長期間使用してはいけません。ですので、ステロイドを止めることも考えましょう。
そのためには、食事改善が必要です。食べるべきもの、食べてはいけないものを知る必要があります。
単に、肉食は良くないというものではありません。間違った食事改善は、苦しいだけで、継続しません。効果もないのです。
皮膚科やインターネットの知識だけでは、あなたは完治しません。きちんと体系的に学習をするべきです。
次のリンクのページで食事について学ばれてください。