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極度の乾燥肌の潤いを回復させる方法

乾燥肌を放置しておくと痒みがさらにひどくなり症状は悪化します。そしてアトピーに至ることになります。

極度の乾燥肌を解決するのは、まず原因を除去して、スキンケアで皮膚に水分を与えて潤わせることです。

私も20年も悩みました。しかし、今では潤いのある肌になっています。

私がアトピーだった頃の写真

私は中学1年生の時から30歳過ぎてもこのような姿でした。

頭皮のかゆみフケで悩んでいた頃

乾ききった皮膚はとても辛かったです。これは体験した人しか理解できないでしょう。

現在の私現在の私です。潤いを取り戻し元の肌になりました。

今から、私の体験もふまえて解決にあたっての知識を解説してきます。

ステロイド・クリーム・軟膏・ローション・ワセリンは乾燥肌を潤うことはしない

まず、ステロイド外用剤は乾燥肌を改善させません。ステロイドは炎症を抑える役割しかありません。

ステロイド外用剤を塗っても肌を潤わせることができないのです。

さらに、クリーム、軟膏、ワセリン、ローションといったスキンケア用品は水分を含んでいません。よって、皮膚に潤いを与えません。

ワセリンをやめるだけで楽になった方は結構いらっしゃいます。

今述べた用品を塗るよりも化粧水・美容液で肌に水分を与えることがベストです

では、どのような化粧水・美容液の有効成分を選べば良いか。

どのような商品を選んで使えば良いか。

塗り方のコツを解説する記事を用意していますので、お読みください。

アトピーにおすすめのスキンケアのやり方と成分

乾燥肌の状態とは?

乾燥肌を放置すると痒みが悪化してアトピー性皮膚炎になる恐れがあります。

痒みは乾燥が原因だからです。ですから、スキンケアを一切しない「脱保湿」は適切ではありません。

そもそも乾燥肌はどのような状態なのでしょうか?

それは肌バリア機能が低下している状態ともいえます。

肌の一番上にあるのが「表皮」といいます。

「表皮」を構成するのが皮脂膜であり角質層です。

その角質層の細胞と細胞の間にはセラミドと呼ばれる脂質が満ちていています。

セラミドのおかげで水分が保持されます。そして皮膚を外の環境から守るバリア機能が働いています。

バリア機能のおかげで温度・湿度の変化に耐え、紫外線を防御しダニやハウスダストから皮膚を守ることができるのです。

しかし皮脂膜が破壊されている乾燥肌状態では皮膚の水分がどんどん蒸発します。

ますます皮膚はめくれ、はがれ、白い粉がふきます。

さらにアレルギー原因物質や抗原(アレルゲン)による皮膚への攻撃を許してしまうことになるのです。そしてさらに痒みが増すのです。

健康な肌はこのような状態です。

 

正常な肌の状態のイラスト図乾燥肌では下図のような状態になっています。

痒みを感知する神経線維が角質層直下まで伸びている肌が乾燥すると、表皮にあるケラチナサイト細胞に内包されている神経成長因子(NGF)が活性化します。

すると、痒みを知覚する神経線維が皮膚表面まで到達してしまいます。

よって、下着との摩擦や寒風などの少しの刺激でも痒みを感じてしまうのです。

痒みが激しくなると掻き破ることに。状態が悪化して炎症に至ることになります。

ですからスキンケアによる保湿が必要なのです。

皮膚の乾燥をはげしくさせる薬の副作用

ステロイドには連続して使用する日数に制限があります。

つまり、長期間塗り続けるべきではありません。

なぜならば、副作用の恐れがあるからです。

副作用には様々ありますが、皮膚が薄くなるというものがあります。

皮膚が薄くなると皮膚バリアが失われ、水分蒸発が激しくなります。

結果、乾燥肌がひどくなるのです。

塗り薬をスキンケアのように塗る方が多いですが、お気をつけください。

文責/ NPO法人日本成人病予防協会会員 渡辺勲