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頭皮のアトピーその原因と改善に向けた対策

頭皮のかゆみフケで悩んでいた頃

頭皮にアトピーが発症していた頃の写真。とても辛かったです。これは体験した人しか理解できないでしょう。

「フケが大量に落ちて掃除が大変」「掻きすぎて頭皮が傷だらけ」といった悩みから、

「シャンプーは何がいいのか?」「ステロイドを塗っても良いのか?」といった疑問を抱えるアトピー性皮膚炎の方は多いです。

シャンプー・リンス選びに気をつけることで頭皮のかゆみ・フケの改善を目指していきましょう。

地肌のかぶれ・かゆみの多くは日用品による接触皮膚炎が原因と考えられるからです。

あらゆる髪の毛に使用する日用品を見直すことが効果的なケアの方法となります。

ここで、あまり指摘されていないことを述べます。

それは、頭皮の皮膚疾患には食事内容も関係していることです。

ですから、体の中からの改善も必要です。こちらも詳しく解説します。

アトピーと頭皮のかゆみ・フケは関係あるのか

頭が痒くて掻いているマスクをした女性人体の皮膚は一枚でつながっています。しかし、頭皮には毛髪があり皮脂を分泌する皮脂腺が発達しています。また蒸れやすく細菌が発生しやすいといった特徴があります。

この違いがあるだけで、頭皮へのケアはアトピー肌と同じと考えてよいでしょう。

そこでアトピー肌の特徴を確認しておきます。

まず、アトピー肌は乾燥しています。そして、皮膚のバリア機能が低下しているので水分蒸発が激しく潤っていません。

また外部からの刺激と細菌の増殖を防いでいる皮脂膜が喪失しています。ですから、肌がかぶれるなどのトラブルが起きやすいです。

よって、頭皮に潤いを与えることです。乾燥が痒みの大きな原因です。

地肌に刺激を与えるシャンプー・毛染め剤にも注意することです

そして、後述しますが食生活にも配慮する必要があります。

フケとはターンオーバー(新陳代謝:皮膚の生まれ変わり)によって古い角質がはがれ落ちたものです。

このターンオーバーのサイクルが何らかの原因で早くなった場合、フケが多くなります。

また地肌が乾燥していると痒みが激しくなります。爪で地肌を掻き破ることで大きなフケができます。

爪でフケをめくる癖があれば、かさぶたができやすくなります。

あなたのフケは

「アトピー?」

それとも「脂漏性皮膚炎?」

フケは脂漏性皮膚炎とアトピーではタイプが違います。

「フケがベタベタと湿気ている」「固まったフケが頭皮にこびりついている」のでしたらアトピーではなくて脂漏性皮膚炎かも知れません。

頭皮の脂漏性皮膚炎とは皮脂の分泌が多いために起きます。カビ菌が皮脂を餌にして繁殖するようになり、これがフケや痒みの原因となります。痒みがしつこいのでしたら皮膚科で相談されることをお薦めします。

アトピーの場合のフケはパラパラして乾燥しています。

脂漏性とは違って潤いがなく、皮脂不足になっているため乾燥しているのです。ですから皮がはがれやすくなっているのです。

また、フケがでる悩みの原因として乾癬や白癬など様々な疾患が考えられますので、独自な判断だけでなく、皮膚科の相談を受けることも考えましょう。

このページではアトピーとしてのフケ・痒みについて解説していきます。

アトピーの頭皮のフケ・かゆみの原因は2つある

アトピーの頭皮トラブルの原因のひとつに乾燥肌があります。

では、なぜ頭皮が乾燥しているか?

これには大別して2つの原因があります。

それは、外的・内的に分かれます

たとえば耳の前あたり、こめかみがジュクジュクしている人もいるでしょう。

そのようなケースでは内的原因も考慮して改善への対策をする必要があります。

頭皮のフケ・かゆみ2つの原因

① 外的原因とは?

シャンプーやリンス、毛染め剤、パーマ液といった洗浄剤・日用品による刺激で、肌がかぶれているケースです。

これら製品に含まれている洗浄成分や界面活性剤は頭皮から皮脂を奪い、乾燥肌を促進します。

② 内的原因とは?

体内の毒素は肝臓や腎臓で解毒排毒されます。しかし、この機能が正常でない場合、毒素が胎内に滞留する危険を回避するために、皮膚から毒素が排泄されます。

脳が頭の皮膚から毒素を排泄した場合、かゆみが激しくなったり、ジュクジュクしたりします。

ですから、食生活を見直すなどして、体内から治していく必要があるのです。

頭皮のかゆみ・フケの原因と改善方法

頭皮のかゆみ・フケには大きく2つの原因があると述べました。

まずは大きく原因をつかんで、細かい注意点・改善方法を解説していきます。

では、内的原因つまり脳という臓器からの排毒を見ていきます。

脳の毒素の排泄による頭皮のアトピー

そもそも皮膚は人体最大の排泄器官です。毒素が皮膚を通して排泄されるのです。

もちろん頭皮にも毒素が排泄されます。脳は臓器ですから排毒が必要です。毒素が過剰になると排泄される量が増えます。

脳を包む頭蓋骨には隙間があり、その隙間から毒素が排泄されます。

ちょうど隙間のあたりで痒くなったり、フケがでやすくなるのです。

さらに症状が悪化するとジュクジュクと地肌に滲出液があふれ出ることもあるでしょう。

あなたは「こめかみ」部分や「後頭部」、額と「髪の生え際」が痒くありませんか?

実はそれらの部分は頭蓋骨の隙間にあたるので排毒の場所なのです。だから痒くなったり乾燥が激しくなったりするのです。

まず初めに痒くなる部分に「こめかみ」「髪の生え際」があります。

そして、盆の窪(ぼんのくぼ)と呼ばれる「後頭部」の痒みもしつこいです。

さらに症状が悪化すると乾燥と痒みが全体に広がっていきます。

頭蓋骨は複数の骨で形成されいます。互いの骨が「まるで呼吸をしているように」1分間6回以上は開閉しているのです。

開閉することで頭蓋骨の内部にたまった気や毒素を外部に排泄するのです。

しかし、脳にストレスや緊張が加わると頭蓋骨が固く閉ざすので「呼吸」=排毒が正常にできなくなります。

正常に排毒できなくなると排毒しやすい「こめかみ」や「後頭部」から毒素をいっぱい出そうとします。

漢方薬や玄米食で排毒を試みた時、頭皮に浸出液がでるのは、これが一因です。

では、どのような改善への対策があるでしょうか?

これには2つポイントがあります。

まずは、ひとつめです。

毒素となる食品の過剰摂取をやめることです。食べ過ぎが体内で毒素(食毒といいます)になるからです。

では、どのような食品の食べ過ぎを注意するべきなのか? どんな食べ方をすべきかについては次の必読記事を読んで対策をしてください。

必読記事⇒アトピーを悪化させる食べてはいけない食べ物とは?

さらに2つめの改善ポイントです。

悩みごとが多いとか、同じことばかり考えて思案してませんか?

そうであるならば、脳が疲れているかも知れません。

よって、意識して考えない時間をつくるなど、頭を休める時間と余暇を日常生活で取り入れてください。

シャンプー・リンスに含まれる化学物質に注意

シャンプーシャンプーやリンスに含まれる界面活性剤や防腐剤、湿潤剤に気をつけてください。

これら化学物質が頭皮の皮脂を奪い、乾燥肌になるためです。

まず、商品を購入する際、必ず成分表示を見て判断してください。成分表示は容器の裏側に掲示されています。

避けるべきシャンプー・リンスの成分リスト

洗髪の洗浄剤には「敏感肌用」「低刺激」「自然派」またオーガニックなど自然由来の成分を使用している商品も販売されています。

しかしながら、ここで注意してほしいことがあります。

オーガニック・自然由来と書かれていても、実際は化学物質が含まれていることが珍しくないからです。

シャンプーやリンスの容器の裏にある成分表示に次の言葉あれば使用を避けた方が無難でしょう。

【避けたい成分一覧】

「硫酸」
「酢酸」
「スルホン酸」(以上、界面活性剤)
「パラベン」(防腐剤)
「フェノキシエタノール」(防腐剤)
「コカミドDEA」
「BG」
「ブチレングリコール」
「PG」
「プロピレングリコール」
「安息香酸」(防腐剤)
「シリコン」(メチルシリコン・ジメチコンなど)

これらの化学物質成分は頭皮の皮膚を覆う皮脂を奪い去ります。そして、皮膚バリア機能が低下します。

よって、外的環境によるダメージを受けたり、水分蒸発が激しくなるので潤いを保持できず皮膚の炎症・乾燥が促進されます。乾燥は痒みの大敵です。

「無添加」「オーガニック」「自然派」「赤ちゃん用」「低刺激」「界面活性剤不使用」「パラベン不使用」など......これらの言葉に安心を得て、商品を選んでられると思いますが残念ながら間違っております。

少しでも天然成分が入っていたら天然100%と容器に表示できるのです。

あるいは、原材料に含まれる化学物質は記載する義務がないため、オーガニックだからといって安全とは限りません。

「界面活性剤」不使用とうたう商品が出ていますね。しかし、これも明らかなゴマカシです。

なぜなら界面活性剤を使用しないと全ての成分が混ざらないからです。

各種混入成分を混ぜてミックスさせても時間が経過すれば互いの成分が分離します。

これでは売れません。しかし界面活性剤を入れると分離はしません。ですので「界面活性剤不使用」な商品はありえません

「界面活性剤不使用」と宣伝すれば安心を与えられるので、単に売るためのキャッチコピーに過ぎないわけです。

ただし、石油由来の界面活性剤が悪いのであって天然由来なら、まず安心です。しかし防腐剤が石油由来であれば元の木阿弥です。

「パラベン不使用」もそうです。防腐剤であるパラベンを入れないと腐ります。ですのでパラベンを入れないと腐敗します。そんな商品もありえないわけです。

パラベンは悪名高くなりましたので最近はパラベン不使用と宣伝するわけです。

しかしパラベンを入れない代わりにフェノキシエタノールなどの防腐剤を入れているケースが多くみられます。 気をつけてください。

上記の注意点はヘアトニックや髪を染めるヘアカラー商品にも言えることです。

ですが、いくら天然成分の商品であっても合わないケースもあります。

よって、敏感肌用の低刺激シャンプーを使用して使い心地を比べてみることをお薦めします。そうやって自分に合うシャンプー・リンスを見つけていきましょう。

化学物質に神経質になるのもストレスになりますから、ほどほどの配慮が望ましいです。

「石けん由来シャンプー」で地肌の乾燥は悪化する

石けん由来のシャンプーは安全なのか? と、あなたは思ったことでしょう。

しかしそれがいけないのです。

石けんはアルカリ性ですので皮膚を荒らします。そして皮膚から潤いを奪い去ります。

私は長年、石けん由来シャンプーを使用することで、ずっと地肌がガサガサしていました。全体が接着剤で塗り固められているような違和感に悩みました。

石けんシャンプーには固形タイプ・液体タイプがあります。また手作り製法石鹸もあるみたいですね。

ですが、いづれもアルカリ性です。

そもそも皮膚は弱酸性を帯びているから細菌の感染や繁殖が防がれているのです。

しかし、アルカリ性の石けんシャンプーで洗髪すると入浴後、長時間に渡って頭皮はアルカリ性になります。

よって、地肌の細菌の繁殖を許してしまいます。

また、肌の潤いを奪いますので石けんは控えた方がいいでしょう

では、現在使用されているシャンプー・リンスが石けん由来かどうか、知る方法を教えます。

成分表示に次の言葉があればそれは形状が「固体」タイプ「液体」タイプであれ「石けん」です。

「石鹸素地」
「カリ石けん素地」
「脂肪酸ナトリウム」
「水酸化ナトリウム」

まずは、今まで述べてきたことに配慮して頭皮のかゆみ・フケの改善を目指しましょう。

洗髪のやり方のポイント

① 洗い過ぎてはいけません。

地肌のカサブタやフケが気になれば「洗い落とさないと」とシャンプーに励んでいませんか?

もうお分かりだと思いますが、そういった行為はますます乾燥を悪化させ痒みを増大させます。逆効果です。

また、爪を立てずに指の腹でやさしく洗いましょう。

② よくすすぎましょう。

すすぎが足りないとシャンプーの成分が地肌に残ります。

③ リンスはしない。もしくは髪の毛につける程度にしましょう。

リンス剤は地肌につけないようにしましょう。髪の毛になじませる感じで、そしてよくすすぎましょう。もしくは、リンスは不使用でいいかと思います。

④ ドライヤーの温風を地肌に当てないように。基本はタオルでよく水分をふき取りましょう。

頭皮にステロイドは改善方法として有効なのか?

私がアトピーだった頃、丸坊主にして薬を塗りたい衝動に何度も駆られました。

でも、今思えば薬を塗らなくて良かったです。

ステロイドのローションがあるそうですが、私はお薦めできません。

その理由は以下の通りです。

頭皮は他の部位に比べて薄いのです。よって、薬の吸収率が高いといえます。

ステロイドの副作用に皮膚が薄くなる(皮膚萎縮)というのがあります。

薄くなれば乾燥肌が悪化します。痒みが激しくなります。掻き壊しで皮膚は著しいダメージを受けるでしょう。

また、ステロイドを急にやめるとリバウンドで苦しむことになります。とても耐えられないように思えます。

皮膚が薄い部位ゆえにステロイドの影響は大きく、ですから必ず医師の指示に従って使用してください。患者の判断で勝手に塗るのは絶対にやめましょう。

ステロイドについては勉強した方が良いです。そのために用意したこちらのページをお読みください。

ステロイドはアトピーを治すのか? なぜ脱ステでリバウンドが起きるのか?

頭の痒さで20年以上も苦しんだ末に分かったこと

スマホで情報を探して考え込む女性「どうすればいいのかしら」

「どんなシャンプーを使えば良いのだ」

あなたはこの言葉で思考が充溢されていますか?

私も目が覚めてから眠りつくまでアトピーのことばかり考えていました。

だからこそいえるのですが、悩みごとにさいなまれ、どうすればいいのか? 分からなくなっているのならば、まずは、落ち着くことです。

多くの方が治す方法・治す商品を探しておられます。しかし、治っておられません。

アトピー完治経験者である私から言わさせてくださいね。

つまりアトピー完治の勘所として重要なこと。それは、

アトピーは商品・製品を変えるだけで治るほど単純なものではない、ということです。

アトピーを本気で治したければ化学物質の知識も大事ですが、アトピー完治のために不可欠な知識を学ぶことです。

なぜならば、アトピーは商品・製品で治るものではないから

確かにシャンプーに含まれる化学物質を避けるのは必要最低限、必要でしょう。

しかし、ここからが大事ですよ。

よく聞いてくださいね。

私に相談されに来られる相談者たちは、

「何をしてもアトピーは治らない」

と、みなさん口々にいわれるのです。これが実情なのです。

アトピーを治す商品・方法を探す対策だけではアトピーは治りません。これは完治経験者として断言しておきます。

私は約25年ちかくアトピーでした。症状期間中3回も激悪化し退職して失業するまでひどかったのです。この写真がひどかった時のものです。

アトピーのおでこ

前髪あたりの皮がはがれて、フケだらけでした。

こめかみから浸出液が吹き出てジュクジュクして気持ちが悪かったです。

しながら私はこんなに綺麗になりました。

 

アトピーが治った後の写真

スマホで商品・製品を探すお気持ちは痛いほどわかります。

でも、すっきり完治したければ深くアトピーの本質と完治の仕組みを学ぶべきです。

私は完治経験者としてあなたにアトピーの本質を次のページで教えます。こちらのページに進んでください。

アトピーの完治経験者から治っていくプロセスを学ぶ

文責/NPO法人日本成人病予防協会会員 渡辺 勲