ハウスダストはアトピーの原因ではない|アトピー性皮膚炎改善講座

ハウスダストがアトピーの天敵とばかりにお部屋の掃除ばかりしてませんか?

しかしハウスダストはアトピーの原因ではないのです。

アトピーはアレルギーと違いますので、いくらハウスダストを避けても痒みが減ることはありません。

ハウスダストはアトピーの天敵ではない

ハウスダスト(ほこり)はアトピーの原因ではありません。ハウスダストに含まれているダニやダニの死骸、ダニの糞がアトピーの原因なのです。

アレルギーとは免疫機能の過剰反応なのです。何に反応するのかと言えば自分以外のタンパク質です。ちなみにダニやダニの死骸、ダニの糞はタンパク質でできています。

人の体もタンパク質でできています。免疫機能は体内に入ってきた自分以外のタンパク質が体内を敵とみなして攻撃します。

この攻撃が行き過ぎると自分の内臓や皮膚までも攻撃してしまうのです。皮膚への攻撃はアトピー性皮膚炎を起こします。

その攻撃は「万病の元」である活性酸素を使って攻撃します。もちろん活性酸素はアトピーの原因ですから免疫による過剰攻撃はアトピーを発症させすし、悪化もさせます。

したがってハウスダストそのものがアトピーの原因ではありません。ハウスダストに含まれる「ダニ」などがアトピーの原因なのです。

自分以外のタンパク質への免疫の過剰攻撃がアレルギーの原因ですから、ハウスダストもさることながら食事にも気をつけるべきでしょう。口から摂取するタンパク質の方が量が多いからです。

しかし、ここで気をつけるべき点があります。

私が述べてきたのはアレルギーをめぐっての記述です。

アトピーではありません。

アトピーであるあなたは上記の留意点を気にする必要はありません。

部屋をこまめに掃除をしてハウスダストを除去することも「気休め程度」に思ってください。

さらに言えばタンパク質を省くといった食事改善も必要ありません。

なぜそう言えるのか?順を追って解説します。

まず、私は通常200くらいのIGE抗体の数値が6000までいったことがあります。しかし日本と比べ「清潔でない」東南アジアに住んでいる人々のIGE抗体数値は1万以上なのです。1万もあればアトピー状態です。しかし東南アジアでアトピーはありません。

この事実を受けて「ハウスダストを除去しないといけない」「寝具や服を清潔にしましょう」といったスローガンは問題を過敏にしていると言えるでしょう。(むろん逆に潔癖症がアトピーの原因ではありません)

ちなみに私はアトピーの方のご相談にかれこれ11年間も応じてきました(2005年以来)。

しかし部屋の掃除をきちんとすることでアトピーが治った人を私は知りません。

引越しをしてまでアトピー対策をしても治らない方も大勢います。
「私は血液検査をした結果、ハウスダストに反応があった。しかし掃除をしてもアトピーは治らないのです」
と、言われる人は珍しくありません。

先日、相談に来られた男性は40年以上のアトピーを抱えた方でした。

その方も血液検査でハウスダストに陽性反応があったそうです。しかし「牧場でバイトしていた2年間、まったくアトピーはでなかった」と、私に言われました。

これはどうしてなのでしょうか?

明確に次の項目で解説しましょう。あなたにとって本当に避けなければいけないことがあるのですから!

なぜハウスダストを除去してもアトピーは治らないのか?

なぜこまめに部屋の掃除をしてもアトピーは治らないのか?簡単なことです。アトピーとアレルギーは違うためです。

あなたがハウスダストをアレルゲン(特定の原因物質)とする皮膚疾患であるならばハウスダストを除去するべきであって、除去することであなたの皮膚炎や痒みは治ることでしょう。

もし部屋の掃除の結果、皮膚疾患が緩和されれば、あなたは「ハウスダストを原因とするアレルギー疾患」だったわけです。

しかしこまめに掃除をしても治らなければ「ハウスダストをアレルゲンとするアレルギー疾患」ではないと考えられます。

アレルギーの血液検査で反応が出た全てのアレルゲン(原因物質)を出来るだけ排除したとしましょう。

それでも皮膚の症状が消えなければ、それはアレルギーではありません。アトピー性皮膚炎です。

あなたは皮膚科でアトピーと診断されたのなら、アレルゲンと指摘される原因物質を除去しても意味がありません。

なぜならばアトピー性皮膚炎はアレルギーと違って「なにか特定の原因物質(アレルゲン)があるわけではないからです。」

だからカーペットをひっくり返して掃除機をかけ、畳にダニアースを散布し、バルサンを家の中で噴霧してまでアレルゲン(この場合、ハウスダスト)に触れないようにしても皮膚症状が消えない。

もうお分かりでしょう、それもそのはずアトピーは「なにか特定の原因物質」を除去しても治らないからです。

念のために申し上げます。

あなたのハウスダスト除去の努力が足りないのではありません。自分を追い詰める勿れ。

むしろアトピーなんか治ればハウスダストぐらいで皮膚炎は起きませんから。

25年以上アトピーだった私が良い証拠です。
完治してから6年以上経過しますが掃除をしなくても皮膚炎の再発ありません。

「アレルゲンの範疇に入る肉や卵などタンパク質を抜いた食事改善」をしなくても私はまったく健康です。私の肌に痒みや炎症なんて無縁です。

ハウスダスト除去は対処療法。もっと根本的なアトピー対策が必要!

さらに言えばアトピーの方に多い「アトピー原因探し」=対処療法を止めることです。

ましてやアトピーに特定の原因物質(アレルゲン)はありません。原因物質を部屋の四隅から口に入れるモノから排除しても治りませんから。

病気を治す熱意の方向性を間違えると時間とお金を消耗するだけですから。

さらに重要な指摘を。いいですか?

アトピーを一度もすっきり完治させた体験もノウハウもない人が自己流でアトピーの原因探しをしても意味ありません。

「タンパク質を控えた食事をすれば治るのですか?」

もしアトピーが食事改善で治るのであるならば、あなたはこんなにも悩む必要はありません。

はっきり言います。食事改善だけでは治りません。掃除と同様、対処療法に過ぎないからです。ましてやアトピーはアレルゲンを除去してもダメだからです。

アトピーの原因を見つけては対策をしても、また来年の春・夏・秋・冬の季節の変わり目にアトピーが復活していませんか?

これがアトピーの対処療法の特徴です。

アトピーの人は真面目で頑張り屋さんで一人でコツコツ我慢強い方が多いです。

アトピーの息子さん娘さんを持つお母さんも一生懸命我が子に尽くしてしまいます。

そんなアトピーさんやそのお母さんにとって掃除や食事改善は大得意なんです。のめりこんでやってしまいます。

で、しだいに目的と手段が逆転します。アトピー完治が目的なのに、

掃除や食事改善にがんばるのが目的になってしまう・・・でも治らない。そして燃え尽きる。

アトピーを治したくってハウスダストはじめ原因を手当たり次第につぶしていくのは徒労の至り。対処療法は功を奏しません。

なぜならば、あなたの盲点がアトピーの原因だから。

もうそろそろ目先だけの対策=対処療法はやめましょう。

系統立ててアトピーの原因と完治のプロセスを学ぶことでしか、アトピーは治りません。

私は中学1年生から36歳までこんな状況でした。

アトピーのおでこ アトピーのおでこ

カーペットをはがしてまでしてダニを徹底的に除去。家族総出で毎日のように部屋の中を掃除していました。

しかしこの写真の通りアトピーは治りませんでした。ハウスダスト徹底除去は効果なかったのです。

次の写真を見てください。今ではこんなに元気になっています。

アトピーが治った後の姿
掃除なんかしていません。もちろん皮膚科なんか通院してません。ステロイドや漢方など薬なしですっきりアトピーを完治出来ました。

では次のリンクをクリックして、きっちり系統的にアトピーの完治のメカニズム(仕組み)を学びましょう。

アトピーの原因と完治のメカニズム

私がハウスダストを除去しなくても、アトピーを完治できた理由を解説します。