乾燥性皮膚炎の解説と対策

乾燥性皮膚炎

乾燥性皮膚炎の原因と対策

皮膚のメカニズムを知って乾燥性皮膚炎を治しましょう

乾燥性皮膚炎は正確な対処法を知れば治すことができます。皮膚への正しい手順でケアすることで乾燥に厳しい冬を乗り越えましょう。

乾燥性皮膚炎・湿疹が多発しています

最近、冬の乾燥が原因で乾燥肌になり皮膚科で乾燥性皮膚炎・湿疹であると診断される人が増えています。

乾燥肌で痒くなり炎症がひどくて仕事や勉強に集中できない人が皮膚科に通院している事例がニュースでも取り上げられています。

皮膚科での乾燥性皮膚炎の治療としてはまず「抗ヒスタミン剤の内服」「ステロイド外用剤の塗布」で乾燥肌の進行止めて非ステロイド抗炎で様子をみることが主なようです。

抗ヒスタミン剤の内服の目的は痒み止めです。問題なのはステロイド外用剤の塗布です。

まず乾燥肌には肌に保湿が必要です。しかしステロイド外用剤を塗っても肌は潤いません。

かつて私もステロイドやアンダームクリームを塗っていましたが、ステロイドやクリーム、軟膏は肌を保湿しません。

塗り薬や軟膏、クリームを塗ることで痒くなったと訴える方もおられるくらいです。

ステロイドは炎症を抑える効果があります。しかし乾燥に水分を与えることはありません。

乾燥肌は痒いですよね。肌の乾燥が進めばさらに痒くなります。

乾燥肌のままでいると皮膚の表皮にあるケラチナサイト細胞から神経成長因子(NGF)が活発になることで痒みを知覚する神経線維が成長。皮膚表面まで到達してしまいます。

よって寒風などの少しの刺激でも痒みを感じてしまうのです。

ですから乾燥性皮膚炎の痒みに乾燥は大敵。まずは保湿です。炎症とは肌がひどく乾燥しているからであってステロイドを塗って炎症を抑えることも必要でしょうが合わせて保湿をすることは絶対不可欠です。

ステロイドは少量なら安全と皮膚科は説明します。しかしステロイドには連続して使用する日数に制限があるなのど長期間塗り続けるべきではありません。

なかには辛い乾燥肌をなんとかしたいので、たくさんステロイドを塗ってしまうなど、薬を手放せない人もいます。

くれぐれも塗り薬に依存してはいけません。

薬では保湿できません。これは皮膚科が処方する保湿剤も同様です。ではどうすればいいのか?皮膚の機能について説明し乾燥性皮膚炎・湿疹についての適切な対策を次の項で解説します。

乾燥性皮膚炎・湿疹の対策法とは?

皮膚には皮膚の水分蒸発を防ぐために「保湿機能とバリア機能」があり皮脂膜と角質層でそれらが機能されています。

皮膚を構成する細胞と細胞の間にはセラミドと呼ばれる脂質が満ちていています。セラミドのおかげで水分が保持され皮膚を外の環境から守られるバリア機能が働いています。

バリア機能のおかげで外の環境における温度・湿度の変化に耐え、紫外線を防御しダニやハウスダストから皮膚を守ることができるのです。

しかし皮脂膜が破壊されている乾燥肌状態では皮膚の水分がどんどん蒸発し乾燥肌がさらに促進。ますます皮膚はめくれ、はがれ、皮膚はカサカサから炎症にいたります。

さらに冬の戸外での乾燥や室内のエアコンの暖房によって肌の乾燥は進行しバリア機能は低下。アレルギー原因物質や抗原(アレルゲン)による皮膚への攻撃を許してしまうことになるのです。そしてさらに痒みが増すのです。

ですから保湿が必要なのですが「ずばり保湿とは皮膚に水分を与えること」なのです。つまり乾燥肌には化粧水や美容液によるスキンケアで保湿することです。

では保湿をするにはどうすべきかと言えば、まず「クリームや馬油などのオイルを先に皮膚に塗ってはいけません。」

クリームを塗る前に皮膚に化粧水や美容液で水分を与えてください。皮膚科が出す保湿剤やクリーム、薬を塗っても痒みがおさまらないのは当然なのです。

また石鹸で洗うのは良くありません

石鹸はアルカリ性です。アルカリ性で洗うと皮膚から皮脂膜を奪いますから乾燥肌が促進するのです。

だからと言って弱酸性のシャンプーや化粧品、低刺激のスキンケア用品を選べば安全とは言えません。化粧品やスキンケア用品・入浴剤には界面活性剤やパラベンなどの防腐剤が入っていてこれらは皮膚の皮脂を奪い皮膚の乾燥をもたらすからです。

無添加と記載されていてもその商品は安全ではありません。製造過程で化学物質が使用されていないだけで原材料には使用されているからです。

また洗顔はお湯でしないこと。肌の乾燥をすすめます。

いくらスキンケア商品にヒアルロン酸やセラミドといった美容保湿成分が入っていても皮膚の皮脂を奪う化学物質が入っていますので安心しないでください。

乾燥肌や湿疹とは肌に熱がこもっている状態ですので馬油やサージクリームなどのクリーム、オイルや油は肌に塗るとフタをしてしまい熱がさらにこもるので逆に辛くなり痒くなりますから、おすすめできません。

スキンケアとは肌に水分を与えることです。ですから化粧水や美容液を塗って乾燥肌に潤いを与えてください。クリームやオイル、油は水分蒸発を防ぐために最後に塗るべきですが、塗ることで苦しくなるのなら無理して塗る必要はありません。

さて、ここで注意です。

保湿だけでは乾燥性皮膚炎・湿疹が治ればいいですが治らない場合、保湿以外のことをすることです。

一番いけないのは食事改善に必死になったり、ダニやハウスダスト、ほこり、花粉などを除去するために布団や部屋を掃除したり化学物質や添加物を神経質になって排除すること。つまり皮膚炎の犯人探しをやってしまうことです。

皮膚の症状やトラブルは外的環境が本当の原因ではありません。決して保湿やスキンケアや栄養補助食品(サプリメント)だけでは解決しません。

そんな私は極度の乾燥肌でした。そしてアトピーでした。しかし今では冬の乾燥する季節でもまったく痒みがありません。炎症もありません。

ちなみに私は退職し失業するまでアトピーがひどかったです。

中学1年生から36歳までこんな写真のような状況でした。

アトピーがひどかったときの写真

今ではこんなに元気になっています。

冬でもお肌は乾燥知らず!ツルツルしっとり肌です!

では、わたしはどうやって極度の乾燥肌を解決したか?

このページの続き乾燥性皮膚炎で悩んでいる方への解決法を読んで核心を知ってください。

アトピー解放心理セラピスト NPO法人 日本成人病予防協会会員 健康管理士 マクロビオティック望診法指導士 ワタナベ勲