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アトピーは漢方で完治するのか?漢方治療実録

西洋医学か東洋医学か。

ステロイドか漢方薬か。

そのような迷いに時間をかけることで人生を棒に振る前にこの文章を読んでください。

アトピーは漢方治療で完治するのか?

アトピー患者がたどる道がある。「ステロイドの次は漢方治療だ!」とばかりに漢方薬治療を行う皮膚科や漢方医をたずねる方は多い。あなたもそうだろうか?

私は25年間のアトピー症状期間の中で15年ちかく漢方治療を受診してきた。「ツムラのパウダー状の漢方薬」からはじまって「煎じ薬タイプの漢方薬」にいきついた。

しかし、

アトピーはいくら高額な漢方の煎じ薬を飲んでも効果はなく完治しなかった。

漢方の煎じ薬を飲んでいた頃、その治療はスタイルはこんな感じだった。

まず私は漢方薬をもらいに1週間に1回、漢方クリニックに通院する。

そして土瓶で煎じて毎日飲んだ。煎じ薬を1年くらい飲んだ頃、激しくアトピーが悪化、働けなくなって失業してしまった。8月のことだ。

それでも漢方薬を毎日、せっせと煎じた。苦い漢方薬を飲んだ。あっという間に季節は秋になった。顔は炎症して、紙のようにパサパサに乾燥した。

動けなくなった体を横たえながら、私は9・11のニューヨーク同時テロ事件をテレビで見ていた。

そして乾燥の冬を迎えた。私は焦った。もう今年は治らない。就職の面接を受けることはできない。このまま無職のままなのか。年が明ける。排毒の季節である春になるとさらに顔は赤くなるだろう。

まったく光が見えなかった。

そして思った。もう漢方クリニックに行くのはやめよう。もう漢方薬は飲みたくない。

漢方クリニックに行く日は1日すべてが「アトピー治療の日」になってしまう。

診察室は患者でいっぱい。やっと自分の名前が呼ばれて診察室に入る。目の前には薬科大学でも教授している老医師がいる。「先生は東洋医学の権威なんだよ」と、知人から紹介されたのが通院のきっかけだ。

1年間、老医師のいる漢方クリニックに通院した。彼は塗り薬は出さない。

権威といえども1分間検診だ。頭を下げて診察室を出る。また名前を呼ばれて処方箋をもらう。処方箋を近くの漢方専門薬局に渡す。煎じ薬をもらう。薬局屋を出る。もうすでに夕方だ。

「俺は何をやっているんだろう」

やるせなさが足元から這い上がってくる。あたりが暗くなった。

老医師の受診を受けて半年後、先ほど述べた通り、アトピーが激しく発症した。体がとてもだるくなり安静にしていると動悸が激しくなる。もう動けなくなった私は会社を退職し失業者になった。

家で漢方薬を土鍋で30分くらいかけて煎じて飲んだ。皮膚に水分を供給する漢方が入っているらしい。保険適用外のものだったので、とても高価だった。

洒落ではないが高価だったが効果はなかった。

さらに半年、漢方を飲んでも改善すらしなかった。

「もう漢方クリニックに行くのはやめよう」

私はそれまでツムラのパウダーの漢方薬を飲んでいた。通算、15年近く、漢方薬を飲んでいたことになる。

漢方薬を飲み続ければわかるけど、あれは皮膚を黒くさせる。黒く色素沈着した皮膚を見ながら、これまで過去に通院した3件の漢方の皮膚科を思い出した。

どこも「名医」と評判の高いところだった。

うち大阪の此花区にある1件はくだんの老医師の弟子だった。つまり師匠でも俺のアトピーは「完治しなかったのだ。」

その弟子の漢方皮膚科に通院している時、「私のアトピーは治りますか?」と聞いたら、弟子は「あんたのアトピーは慢性病やから治らん」と言ってのけた。

つまり「治せることができないのだ。」何年も通院したあげくのこの言葉だった。

そうそう! いまある出来事を思い出した。

私のひどく荒れた手の甲を見た看護婦が「あんたカポジと違うか!」と激しい顔で私に怒鳴ったのだ。

法的に診察及び治療ができない看護婦にこんな事、言われる筋合いは毛頭ない。ましてや怒鳴られることもない。

カポジ対策の塗り薬をだされた。しかし、後になってわかったのだが私はカポジではなかった。漢方医院と言えども実にいい加減だ。

そんな漢方遍歴をあれこれ思い出しながら、私は老医師のいる漢方クリニックに電話をした。次週の診察の予約をキャンセルするためだ。以来、私は一切、医師のお世話になっていない。

皮膚科や漢方クリニックへの通院をやめて、ほどなくして私はアトピーを完治させることができた。次の年、ある会社に就職することができた。

色素沈着した肌の黒ずみも消えた。私はすっきり完治できたのだ。

食事改善もしていない。和食もしていない。深夜までお酒を飲んで友人と騒いでもアトピーは再発しない。普通の年齢以上に若く見られるまでになった。

漢方を飲まなくなってから、もうじき10年にはなる。再発はない。

老医師を知るある友人から「挨拶しに行けば?」と言われた私は彼のいるクリニックをたずねた。

クリニックは場所を変えて都心のえらく瀟洒な医療ビルに格納されていた。

老医師はクリニックのスタッフ、鍼灸師、協同する他の皮膚科医の前で私をこう評価した。

「この男は自分でアトピーを治した。こういうのは我々、医師にすれば困るんですわ」と、片方の口角を尖らせながら言ってのけた。

半ば冗談だろう。残りは知らない。

それから老医師は「パソコンを買いたいけど何を買えばいいか?」とかあれこれ私の自宅にファックスを送ってきては用事をいってきた。

だからしばらく私は老医師に呼ばれ漢方クリニックを訪れた。ある日、「あなたのアトピーを完治させた経験を患者さんの前で話す場をつくってほしい」と私にいった。

もうその時すでにメルマガを発行していたし、「やってみます」と私は言った。(現在、メルマガはお休みしています)

老医師のお知り合いの他の漢方系の病院に行くようにいわれ、そこで私はセミナーをしていた。6回くらいはやらせて頂いた。

今は私自身、神奈川県横浜市に転居したこともあり病院でのセミナーはやっていない。

その老医師は様々なビジネスに食指を伸ばされ、私にも「これをやりなさい」といってきたり、なんだか高圧的な態度で私に接してきた。

その理由をある方から聞かされた。それによれば「普段の治療のストレス」を私にぶつけて解消していたそうだ。

ほどなくして私はこの医師から再び離れた。あれから医師とは会っていない。

東洋医学の権威、漢方薬の名医と言えども私たち以上に人間味があった。神様でもなんでもない。

私たちはとかく医師を薬を金科玉条のごとく信じてしまう。

ましてや「自然、ナチュラル、優しい」と、漢方薬に光を見てしまう。

しかし、

最後にアトピーを完治するのは患者なのだ。いま思い返せば老医師も同じことをいっていたような気がする。

医師が薬が完治をもたらすと、信じて惰性にクリニックに通院するならば、完治を遠ざけるだろう。そして、時間を無駄にするだろう。

漢方薬も副作用がある

漢方薬に切り替えたアトピー患者には「漢方薬は副作用がない」と信じる者が多いがそれは間違いだ。薬である以上、副作用がある。

かの老医師こそ「漢方薬にも副作用がある」といっているのだ。

漢方は生薬でできている。自然由来の生薬は植物なので成分も一定しない。

よって西洋医学と違って漢方薬は治療効果は均一ではないそうだ。

また老医師がいたクリニックの副院長から聞いた話では、

「漢方薬には等級があって、効き目のない等級の低い漢方薬をずっと飲み続けさせられているアトピー患者も多い」

また、

「ツムラの漢方薬は万人向け。だから効果も不確かだ」 だそうだ。

そして、

「生薬の栽培の過程でほとんどが中国産ゆえに農薬散布などで安全かどうか心配だ」これは老医師が言っていた。今でも覚えている。

確かに・・・私はツムラのパウダー状の漢方薬を10年は飲んだ。けど、改善どころかどんどん皮膚の炎症と痒み、乾燥がおさまらず悪化の一途だった。そして肌が黒くなった。これは辛かった。

だからといって煎じるタイプの漢方薬も完治には至らなかった。

漢方治療は漢方薬だけではなく漢方医の腕も問われる。

漢方医は通常、1週間に1回の通院を求める。丁寧なところでは3日に1度もある。

つまりアトピー患者の薬服用後の様子を診ながら、その都度、漢方薬の内容を変える必要があるのだ。

ここで、めんど臭くなるアトピー患者もいる。診察も受けないでしないずっと同じ漢方薬を処方され続けるケースも耳にする。

かつて漢方薬治療をアトピーの息子に受けさせている母親から相談を受けたことがあるが、5年も!同じ漢方薬を診察もしないで漢方薬を渡されたそうだ。

この母親の息子さんは引きこもりなので母が代行して漢方薬をもらいにいくのだが、私が指摘するまで事のおかしさに気づけなかった。それだけ漢方に信頼を寄せていたのだろう。

漢方治療ならばじっくり患者の話を聴いてくれそうなイメージがある。しかしそれは幻想だ。私の場合も舌診(舌の色やふちの形をみる)、脈診など触診はしてもらえたけど15秒くらいで「薬を出しておくね」と言われるだけだった。

だから患者側は安心しきって受け身になっていてはいけない。

最後の最後、あなたのアトピーを治すのはあなただ。

あなたの判断がこの先を決める。これは自明の理だ。人生の原則だ。

しかし、病になればそれをすっかり忘れる人がいかに多いか。

病だからこそ、あなたは自分を知り、感じて、どこに行きたいかを決めなければいけない。

漢方治療「だけ」でアトピーを完治を目指すなかれ

最近、ある相談者(40年以上アトピーで悩む女性)が私にこう教えてくださった。

「私はある温泉治療を行う施設で湯治をしていたことがある。漢方薬治療を受けていた方が一番、アトピーをなかなか治せなかった。しつこい症状だった」

「その方が入浴した後、お風呂の水が黒く染まっていた」

アトピーの方は”何かひとつの対策”をする方が多い。それは「何で治ったか検証したい」ためだろう。しかしたいてい上手くいかない。

ステロイドに見切りをつけ漢方に落胆した人は「もう病院はこりごり」とばかりに鍼灸や薬膳、ヨガやファスティングやマクロビオティック、整体、健康食品をやってみる。手当たりしだいにやっている人もいるだろう。

しかしこれらで完治した人を私は知らない。おそらくどれも対処療法なのだろう。「すっきり」までには至らない。

つまり「・・・だけやれば治る」「何かやれば治る」考えを見直す必要がある。

そのためには冷静になることだ。焦りは過ちを繰り返し症状を悪化させる。そんな方を大勢、私は出会ってきた。あなたもそうであってはいけない。

アトピー患者には「早く、安全に治したい」という希望がある。特にステロイドで失敗したのならなおさらだ。

そこで漢方薬なのだが、ここで考えて頂きたいことがある。

漢方理論が確立した当時、アトピー性皮膚炎はなかった。当時、湿疹はあった。が、アトピーと湿疹はまったく様相も原因も違う。

漢方理論が確立したのは何百年も前のことだ。現代社会と違って当時の社会は複雑ではないし大気汚染やストレスもない。満員電車もない。サービス残業もなければ住宅ローン返済への苦心もないもない。

野菜や魚にはたっぷり栄養が含まれ農地も海も河川もミネラルが豊富だった。

でも今は違う。前提がまるっきり変わっているので現代に漢方理論を当てはめるのは無理がある。漢方治療「だけ」では完治は難しいだろう。

これは東洋医学系統の代替医療・・・マクロビオティック、薬膳、断食、ファスティング、鍼灸、整体も同様のことが言えまいか。

だからアトピー患者は学ばなければいけない。薬「だけ」では治らないことを。

「なにかをすればアトピーは改善される」そんな思い込みをいったん脇に置く必要があること。

そして「アトピーはどうやって治っていくのか?」について学ぶことだ。

繰り返すが私は漢方治療を受けていた時、写真のように過酷な状態だった。

ちなみに、私はアトピー発症いらい、ずっと和食でした。タバコも吸いませんし、夜更かしはおろか、この時は退職して家で休んでいました。だから漢方治療を受けながらも生活習慣は万全だったのです!なのに!!!

アトピーの時の写真私が漢方の煎じ薬を飲んで滲出液が噴出して辛かった時の写真。まゆげも抜けてアトピーは私の人相を変えた。

これでは会社の面接も受けられない。私は悲しかった。体は動くので布団で寝て怠けるわけにもいかない。しかし働くことができないのだ。

漢方も含めてすべての治療をやめてから私はすっきり完治できた。下の写真のとおり今はすっかり元気だ。

左側が顔にアトピーがあった当時、右側が治った後の写真では、どうすればいいのか?この続きは過去の書いたページ漢方治療をやめてどうやってアトピーを完治させたか?を読んでほしい。

結局、漢方薬を15年、飲み続けても治りませんでした。完治後、肉もお酒もお菓子も食べても再発しません。玄米とか健康食品も食べていません!

アトピーは治そうとすればするほど治りません。

でも、私は皮膚科に行ってはいけないとはいってはいません。

皮膚科に行きながら「あなたがやるべきことがある」のです。ではなにをやるべきなのか?

それを知るために、まずは下のリンクのページを読み始めてください。

アトピー完治経験者の私からのメッセージです。

漢方治療をやめてどうやってアトピーを完治させたか?