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アトピーのほてりの原因と対策について解説

私がアトピーだった頃の写真

私の身体は常にほてり、食事の後や温かい室内などで急に体が熱くなりました(写真はアトピーだった当時の私)。

アトピーの悩みのひとつに「体のほてり」があります。

体温が熱く感じられて、どんよりとしんどくなり寝込んでしまう方もおられます。

さらに、体に熱がこもっていると肌を乾燥させるので痒みをもたらします。

では、このつらさの原因と対策について述べていきましょう。

アトピー性皮膚炎の状態とは、肝臓や腎臓、腸の働きが弱っている場合が多くて、解毒排毒がうまくいっていないのです。

解毒排毒がうまくいかないと、肝臓、肺に熱がこもりやすくなるのです。

さらに血のめぐりが良くない状態も重なり、熱が余計に身体内にこもる結果になります。

しかし、皮膚の機能が正常であれば肌から熱が放出され「ほてり」は解消されます。

けれどアトピーの肌というのは炎症しているなど、正常な機能が働いていません。なので熱が皮膚から放出されないので、体に熱がこもるのです。

体に熱が滞留し、しかも、この熱を皮膚から放出できないでいる。

体に熱がこもっているのは「排毒されるべきものが外に出ず、内に停滞している」状態が表面化していると言えます。

以上が、ほてりの原因です。

ちなみに、炎症した赤い肌を東洋医学では「熱」と表現しています。

自然環境に仮託して説明する東洋医学では皮膚炎を「炎のように燃えている」と診ます。

このようにアトピーにおいて注目すべき「ほてり」そして「熱」について、どうすればいいのか? 以下に解説していきます。

ほてりの原因からみた対策について

アトピーのほてりの原因からみた対策について解説します。

東洋医学ではそれぞれの臓器に対応する感情があるとしています。

ここでは肝臓と肺を取り上げます。

先ほど、解毒排毒がうまくいかないと「肝臓、肺に熱がこもりやすくなる」と述べましたが、「肺は悲しみ」「肝臓は怒り」の臓器であると東洋医学では言われています。

「肺は悲を生じ、悲は肺を傷つける」

「肝は怒を生じ、怒りは肝を傷つける」

つまり、「肺が弱ると物事に悲観的になる」、また逆に「悲しみは肺を弱らせる」のです。

はたまた「怒りという感情は肝臓を傷つけ、機能を低下」させます

怒りやイライラの感情を解消するために飲酒をすると、さらに肝臓は弱ります。

「肝臓が弱るとイライラしたり腹を立てやすくなる」ので、さらに肝臓が弱くなります。

まとめますと、仕事など、日常生活で過度に蓄積された悲しみや怒りが肺や肝臓を弱らせ、解毒排毒が停滞します。よって体に熱がこもる。これが、ほてりの要因です。

ついでに、東洋医学では「過労やストレスが長引くと、気が停滞し、体から熱が放出されにくくなるので、ほてりを招く」とされています。

気の停滞ばかりではなく「血の巡りが悪い」ことにも注意がいります。

東洋医学では「気血水」の巡りが悪いと健康を損なうとしています。

そして、巡りが悪いと排泄がうまくいかないため、やはり体に熱がこもります。

なお「血の巡りが良くない」ことで冷え性で悩むアトピーの方は少なくありません。

この「血の巡りを良くする」ために温熱シャワーがよく薦められます。

5~6度の冷水と40度のお湯を交互に浴びることで血行を良くする方法です。

交互で浴びて最後は冷水で終わってください。

慣れないうちは足元から始めてもいいでしょう。また真冬は寒いですから温かい季節のうちから始めてください。

なお、血の流れが停滞する原因に便秘があります。

アトピーの方には、冷え性で、かつ便秘がちの人は多いです。

便は熱をもっているので便秘は体を熱くさせます。要注意です。

便秘を防いで排便をうながす食べ物として、ワカメなどの海藻類、キャベツなどの緑黄色野菜、ゴボウなどの根菜類、キノコ類といった食物繊維が豊富な食べ物を食生活に取り入れてください。

なお、野菜はサラダみたいに生で食べると身体を冷やしますから、できるだけ温野菜で食べるようにします。

なお、砂糖や肉、揚げ物といったカロリーの高い食品はほてりの原因になります。熱量の高い食品の食べ過ぎに注意しましょう。

アトピー肌のほてりが痒みを起こす

アトピー肌のほてりは、同時に痒みを引き起こします。

痒みがひどいと掻き壊しをまねくので症状の悪化につながります。

では、そもそもなぜ掻くのでしょうか?

それは「掻くことで別の刺激(痛みなど)に変換する」ことで痒みを麻痺させるのです。

もうひとつ掻く理由をあげると「皮膚の熱を緩和するために掻きたくなる」のです。

あなたは皮膚にワセリンやオイルなどを塗った後、痒くなったりしませんか?

ほてりのある皮膚の上からクリームやオイルなどを塗るとどうなるでしょうか?

肌にフタをすることになり余計に熱がこもることになります。それゆえに、熱を緩和したくて掻きたくなります。

肌に塗るスキンケア用品によって、火照りがひどくなり、掻き壊しの原因になる場合がありますので、ワセリンやオイル、油分を多く含むクリームには注意してください。

さて、そうは言いましても、食事を和食にしても身体の火照りがなくなることはありませんでした。

スキンケアに気をつけてもアトピーを治すことはできませんでした。

では、私はどうしてアトピーを治したのでしょうか?

アトピーで呻吟していた頃の私です。

アトピーのおでこ

下の写真のように36歳までこんなにひどい状況でした。

アトピーの首
中学1年生から36歳までアトピーでした。3回の激悪化を経験。失業することもありました。

しかし下の写真のように今では元気になれました。

アトピーが治る前と治った後の写真

痒みは痛みより辛いです。身体の火照りは苦しいです。私も悩まされました。

だからこそあなたに伝えたいことがあります。

どうして私がアトピーを治すことができたかについては、こちらのアトピーの原因と完治のメカニズムのページを読んでください。

よく薦められる治し方をいくら繰り返してみても、まったく肌が良くならないことを知って頂きたいからです。

文責/ NPO法人日本成人病予防協会会員 渡辺勲