アトピーは急に悪化しますよね。
パニックになっておられますか?
アトピーは外から観察できる病気です。
ですので症状の変化を感じやすいため感情が翻弄されます。だからこそ的確なアドバイスで現状をリフレームする必要があります。
アトピーが悪化したら冷静になろう
アトピーのその症状は憎悪と寛容を繰り返す特徴を持っています。
つまり症状が出たり、ひっこんだりの繰り返しが必ずあります。
症状が緩和したと思えば、ひどく出る、また再び緩和し、またひどく出る。そんな症状の波の起伏が穏やかになりながらアトピーは治っていくのです。
ですから、ひどく出る状況は治る過程で必要なことなのです。よって、炎症や痒みがひどく出るのを悪化として考えてはいけないわけです。
モノゴトは直線的に進行しません。日経平均株価もそうです。株価には下落があり上昇がありますよね。
ダイエットでもそうです。ダイエット中には必ず体重が減りもしない増えもしない期間が必ずあります。その期間は高原現象と呼ばれます。高原は起伏のない平らな地形であるためそう呼ばれるわけです。
そんな体重の増減がない期間をどう過ごすかがダイエット成功のカギでもあります。
ダイエットをしても報われないことにイラつき食欲を満たせば元の木阿弥ですよね。
学校の成績もそうです。志望校合格までに必ずスランプがあります。成績が伸び悩む時期があります。その時期を経てめざましい成績アップの時期を迎えるわけです。
ではアトピーはどうでしょうか。わかりやすく風邪を例に説明します。
身体の免疫システムは病気が治る前に「わざと悪化」させます。
熱があるとき一旦、身体に寒気が起きます。ブルブル体が震えるくらいになります。そうやってブルブル体を震わせることで熱を産生させます。そして一気に高熱に至ります。
その高熱で風邪のウイルスを殺すのです。
そして身体は回復していくのです。回復までにいろんな段階があるのです。一直線には回復しません。
悪寒も高熱も回復のためには必要なのです。ですから悪寒が出たら慌て、高熱が出たら高熱を抑えるために解熱剤を飲むのは自然の摂理に反しています。とっても愚かなことなのです。
身体はあなたに悪さをしません。決して悪いことをしません。
一気に痒みが増して炎症が広がったのを悪化としてとらえ、パニックになり薬を塗って抑えるのは間違っています。
せっかく身体は排毒をしようとしているわけです。薬で抑える事は身体が持つ免疫システムに反しています。
風邪の場合、高い熱を出してくれたからウイルスをやっつけてくれるわけです。「からださんありがとう」と感謝するべき。なのに解熱剤を飲むのは非常に愚かなことです。
皮膚は身体の中で最大の排泄器官です。ですのでアトピーなのは意味があるのです。
ではどんな意味があるのでしょうか? あなたの今までの生活習慣の結果、今あなたはアトピーなのです。アトピーは今までの人生を振り返るチャンスなのです。
赤ちゃんのアトピーの場合、お母さんの母乳にアトピーの原因があります。赤ちゃんをお腹に宿していたときのお母さんの生活習慣に原因があります。赤ちゃんを宿す前、お母さんはどんな生活習慣をしていたか?
『養生訓』で有名な江戸の養生学者貝原益軒にはこんな有名な話があります。
病気の赤ちゃんを抱えて相談に訪れた若夫婦に「遅い。もっと早く来るべきだ」と貝原益軒は言ったのです。赤ちゃんを産む前に相談しに来るべきだったと言いたかったのですね。
アトピーが「悪化」しても慌てないこと。これは身体が望んでやっていること。悪いことではない。むしろがんばっている自分の身体の声に耳を傾けることです。
身体の声に耳を傾けるとは抽象的な物言いになりました。しかしはたしてあなたは忙しい日々を言い訳に自分をかわいがることをしてきたでしょうか?無理ばかりさせていませんでしたか?
会社の上司や他の人間関係が求める要求ばかり聞いて、あなたは自分を抑えてきませんでしたか?
言っておきますが、生活習慣とは食事だけではありませんからね。
自分の身体で起きたことです。それを悪化ととらえ排除しようとすればするほど、あなたの身体は悲鳴をあげます。悲鳴とは警鐘です。あなたの生き方に対する警鐘です。
アトピーがひどくなったからと慌てても始まりません。もう何十年も前からアトピーの原因をあなたは自分自身でつくっていたわけですからね。
だから「まずは落ち着くこと」。
そうでなければ「これを塗ったらスグに炎症がなくなるよ!」と言った甘い言葉に人生が奪われますよ。
ちなみに「これを塗ったら治る」という文言は薬事法違反です。これくらいの法律違反くらいは見抜ける見識を持ってください。そのためにも冷静になることです。
アトピーが激しく出ても悪化と思わないこと。すぐに治そうと思わないこと。症状の変化に一喜一憂しないこと。
そして「今の自分にとって足りないのはなにか」とじっくり考えるべきです。
医師ではできないことがあります。薬ではできないことがあります。
患者である「あなた」しかできないことが必ずあります。
だからあなたは学ぶべきことがあるのです。
悪化して焦ってしまうのはわかります。焦ってアトピーが治るなら焦ってください。そうでなければアトピーの原因と完治のメカニズムを知ること。知らない、もしくは知ることを怠る人は絶対に治らない。
アトピーは自己流では治らない。自己流で治るほどアトピーは甘くない。
無知である者にアトピーは冷たい。自分に向き合うことをした者には優しい。
そして「早くなんとかこの状況を変えたい」からと安易に手軽に薬を塗り続けた場合、その代償は大きい。
あなたはなぜアトピーなのか?なぜこの時期にアトピーになったのか?なぜ「悪化」しているのか?
めんどくさがらず「知ること」。学ばない者に「明日はない」。学びたい方だけ下記のリンクから続きを読まれたし。
なぜ今、アトピーは「悪化」しているのか?どう考え対応すべきか教えます。
ちなみに私は中学1年生から36歳までこんな状況でした。アトピーが激しく悪化したのが3回。アトピー激悪化のため失業したことも。
今ではこんなに元気になっています。
私自身、薬や厳しい食事制限はして完治させてません。
肉もお菓子もお酒もやっています。でもアトピーは出ません。
それでもあなたは「アトピーになって焦る!!」というかも知れません。
なぜあなたは焦るのか? それはアトピーは治らない。治すのは難しい。と思い込んでいるから。
でも完治経験者の私からすれば、それは間違いです。
ただし、いばらの道を歩めば苦労します。
私がガイドしましょう、
さあ、どう考え、どう深く対応すべきかを次のページで教えます。リンクをクリックして次のページで学んでください。